「やりたいこと」「やりたくないこと」どう転ぶにしてもじぶんで決めるしかない
山形の月山も
ちょっと前に競技カルタをテーマにした漫画を実写映画化した「ちはやふる 結び」を観た
上の句と下の句は見たことないんだけどね
それで「ちはやふる」どんなのだったかんなーって思い
いろいろと調べてみていたら
こんな言葉に出会った
「やりたいこと」を思いっきやるためには、
「やりたくないこと」も思いっきりやらなきゃいけないんだ
競技かるたに情熱を燃やす主人公の綾瀬は、とある大会に出場しようとしたところを、部活の顧問に止められてしまいます。理由は日曜日にある大会の次の日が、定期テストの日だったからです。
綾瀬は下から数えて5番目の成績。進路の定まっていない高校生として将来を考えると、顧問としては学業をおろそかにさせるわけにはいかなかったのです。そこで成績が優秀なメンバーを教師役として、成績が不安なメンバーに勉強を教え、テスト対策を行うことになります。
一方、綾瀬の所属するかるた部の部長であり幼馴染の真島は、学年1位の成績をずっと維持していたため、部員で唯一、綾瀬が出られなかった大会に出ることを決めます。真島は「B級」に所属しており、「A級」に昇格するために、大会で優勝する必要があったからです。
大会当日、日曜日にもかかわらず部のテスト対策は行われていましたが、綾瀬は我慢できず、勉強を抜け出し真島の応援に行ってしまいます。
真島の応援に行きたいのは、部の全員同じ。でも、他にやるべきことがあったから、やらなければいけないことがあったから、応援に行きたい気持ちをぐっと抑えていたのに。
大会が終わり、学校に戻ってきた綾瀬。さすがに申し訳ないと思って謝罪を口にした綾瀬に、駒野が伝えた言葉が上記のものです。
この「やりたくないこ」を、マイナスにとらえて我慢しながらやってしまっている。
「やりたくもない」ことを我慢しながらやるようなタイプの人間は、どのような分野においても「イノベーター(革新者)になる」ことな出来ない。
これは自信をもって断言することができる。
ぜったいに・なれません
街場の憂国論 第5章 次世代にパスする p318から引用
我慢しながらやるということは、所在が自分ではなく他者になっている
やらされている感満載だ
そうときに失敗すると、責任を他人に押し付ける、どこかで自分の逃げ道を作る。
思い出してみると、学校の授業や宿題も我慢して嫌々ながらやったものはまったくといっていいほど身になってない
ほとんど思い出せないし
だからこそ、やりたくないなーって思ったことが来たとしてもやりたいこととみなす
最初はやりたくないことでも後になっていい経験だったなと思える時が来る
その「やりたくない」ことが本当に「やりたいこと」に変化するときだってあるかもしれない
実際僕もこのブログなんて「やりたくないこと」の一つだった
でもやり続けてみたら「やりたいこと」に変わった
例え「やりたくないこと」が今の自分が思うことが来たとしても
そこの違いといえば自分がいるかどうかだと思う
自分が「決めたか」どうか
特に今の学校は、外形的な優劣をすごい尊重している気がする
例え本人がやりたくなかったとしても、それを強要し、大人達にとって都合の良い子供を育成いている。授業態度や成績、先生の評価によって他者の「やりたいこと」を優先的にさせようとする洗脳の結果、未来に対して自分自身のビジョンを持てなくしているような気がする
他者の「やりたいこと」を考えているあまり本当の自分がしたいことがわからなくなっている。
本心から学業に励み、先生の言うとおりにしている学生なんてほとんどいないと思う
ジョブスやザッカーバーグもさっさと大学をドロップアウトしている。
それでも彼らはイノベーターになった
ある意先生たちにとっては彼らは「モンスター」
学校にとっては反抗的でクソガキで憎まれていたと思う
先生たちにとって「能力測定不能」で早く潰してしまいたいものだったはずだ
それでもそんな「モンスター」達が今の世界に革命をもたらしてきた
もしそんな雰囲気の「モンスター」に出会えたら聞いてみたい
「どうやって学校教育で潰されることを免れましたか?」と
多分、半数が「私は、学校に行かなかったから」もしくは「学校に対して興味がなかった」。残りの半数は「あ、私、帰国子女ですから」と答えるはずだ
でもそんな風に、自分が出せる子たちばかりではない
(出せていたら今のは日本は無いはずだ)
僕自身もいまの学校教育に染まってたうちの一人だ
だからこそ次の世代の人たちには、染まって欲しくない
自分が「やりたいこと」に挑戦してみてほしい
それでも「やりたくないこと」がでてきたら「やりたいこと」とみなしやってみてほしい
結局は自分次第だと思う。
「やりたいこと」「やりたくないこと」
それを決めるのは自分しかいない
経験がものを言う
その時の自分にとって「やりたくないもの」でも未来の自分にとっては必要なものだったりする
まだ僕らは若いんだ
良いも悪いも知ってこそかっこいい大人になっていける
そんな風に思う
それではまた明日
おやすみなさい